大江戸線の長いエスカレーターを降りると、そこは国立であった。
パルちゃんも参戦してくれました。
コンコースに展示されてあった天皇杯
至近距離までは写真の通り、私でも行けましたが、手にとって掲げるのは難しいものですね。
本日のひよこ視線
私の周りの半数くらいは残っていたレッズサポ
(先立って行われた女子の決勝にレッズレディスが出場したらしい)でしたので、今一盛り上がりに欠ける立ち位置になってしまいました。
次回の元旦は午前から来ることにします。
健太エスパの最終戦。
永くチームの顔として貢献してくれた市川、テルがエスパユニに袖を通して戦う最後の試合。
何が何でも勝ちたい試合の開始。
お約束通り、前半は向こうにエスパは攻めます。
10分ほど経ってから、(こちらの策に慣れたのか)鹿島が押してきます。
3日前の準決勝ガンバ戦ではあれほど息が合っていたオレンジ戦士達の呼吸が合いません。
中盤で球を持っても、それより前と後にオレンジが偏在し、傍への選択肢がとても限られ、限られるから
鹿島に効率良く狙われてしまいます。 コンスタントに好調を維持するのは難しいものですね。
25分、私の目の前からのCK。キッカーは小笠原。
ゴール正面に上がった球をヘッドで決められて1点のビハインドを背負ってしまいました。
追いかける立場になったのですが、どうも巧くいきません。端的に言えば、
赤い服の人の方がピッチ上に多く居る印象を受けるのです。何とか声を掛け合って工夫が欲しいところですが、兵働の不在が大きいのか、打開出来ずにHTを迎えました。左からの岡崎センタリング、ゴール前ヨンセン空振りという惜しい場面もありましたが、前半はシュートまでほとんど持ち込めませんでした。
さて、勝負を決める後半です。
清水エスパルス (天皇杯決勝後半) 岡崎慎司 | ヨンセン | | 小野伸二 | 藤本淳吾 | | 山本真希 | 本田拓也 | | 太田宏介 | 市川大祐 | ボスナー | 岩下敬輔 | | | 山本海人 | |
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藤本を1列下げて、ヨンセン、岡崎の2トップ。(縦に位置することが多かったので、ヨンセンの1トップ?)
で入ったエスパ。 |
中盤の人数が多くなったので、勢いを盛り返しました。互角の内容で推移します。
そして、後半14分
本田(?)の自陣からのロング縦パスに飛び出したヨンセンが、
ヨッシャー!!!!!
さあ、同点だ!
後席のレッズギャル曰く、「
足の長さ勝ちね。」
今日を最後にチームを去るヨンセン。
各チームの助っ人の多くがリーグ終了と同時に帰国する中、「元旦に試合するなんて、キ○ガイ沙汰ね」なんて依然インタビューに応えていたにも拘らず、最後まで、元旦まで戦友で居てくれたことにも感謝します。
この時間帯辺りから白熱する攻防。好ゲームです。
そして、後半22分、真希に替えて伊東。
テルキターーー(^o^)/
この交代を疑問視する方も多いようだが、私は単純に嬉しかった。
エスパ一筋18年、鉄人男には花道を飾る資格があると考えるからです。
彼を投入しなかったら、失点が防げたとは言えないし、得点出来たとも言えないでしょう。
今日を最後にチームを去らなければならないチームの顔、市川と伊東が、最後の試合で、元旦の国立で、悲願の決勝戦で、共にピッチに立つ姿を私は忘れません。
後半32分、FKを野沢に直接決められ、これが決勝点になってしまいました。
同点を目指してエスパ戦士は最後まで頑張りました。最終盤、センタリングに岡崎、ヨンセンが詰めるも、数センチ及ばなかったのをはじめ、惜しいシーンも沢山作りました。でもそれを言うなら鹿島だって、ポストに阻まれたシュートとかが有りました。結局鹿島の得点は両方ともセットプレーからじゃんというのはただの負け惜しみでしょう。こういう大事な試合、特にトーナメントではセットプレーの質が大きくものをいうことは周知のことですんで。
フェアで素晴らしい試合でした。鹿島の皆さん、おめでとうございます。
最後の最後に目指してきた渇望していたタイトルを掲げたかったのですが、またもや、あと一歩が及びませんでした。
この悔しさがあるからこそ、本願が成就した時の喜びが大きいと考えることにします。
悔しさのストックが多過ぎなのが問題なんですが…
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この2人は最後までエスパでプレーするものだと思っていました、いや、思うまでもないとしていなので、私的には未だに移籍の実感が湧きません。甲府で活躍し(特に対エスパ戦で)、馬鹿首脳陣を後悔させてやって下さい。
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今年はコーチングスタッフはほぼ全とっかえ、選手もかなり抜けることになりそうで、先が見えず何とも不安なのですがエスパルスに幸あれと望みます。市川、伊東、健太、ヨンセン、青山、長沢、廣井、西部にも幸多かれ。
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